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November 25, 2010

定義森林軌道跡探訪記:余

 先月中旬、大倉川右岸側に存在する範囲で歩いた定義森林軌道跡。現地の落葉が進んでいるようなので、大倉川対岸、一般車道から見える軌道跡はどんなものなのか、ドライブついでに見に行ってみた。(11/23)

※軌道跡を歩いたときの記事(序章)→こちら

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 到着したる所は、現在の定義林道出入口。林道を出てきた正面、大倉川の対岸に位置する山間を昔の定義林道、つまり定義森林軌道は走っていた。以前の記事で言うと、第4話第5話の範囲に相当する場所をここでは眺められるはず…。

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 降車して程なく、一般車道からでも第5話冒頭で歩いた絶壁路が木々の隙間に見て取れる。黒光りする絶壁岩盤が、山の中腹をベルトのように左右に延びて見えている。高さ的には一般車道よりやや高い位置を軌道は走っていたんだね。しかし、落葉したとは言え木々の枝が邪魔で視界不良だ…。

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 現在の定義林道出入口の前の林内には、上画像のように踏み入れられる道がある。ここを入って行けば、多少は対岸山腹の軌道跡との距離が縮まるし、視界がクリアな場所があるかもしれないゾ、ということで入ってみる。

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 岩山と川面が見えるポイントを発見。画像では軌道跡は明瞭には見えないが、白破線の位置を走っている。転げ落ちたら生きていられるとは限らない高さだなぁ…。なお、第5話の岩盤切通し付近を対岸から見ていることになる。

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 絶壁が見易い場所があった。木材を積んだ貨車があそこを走っていったのか…。

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 とりあえず林内の道を奥まで行き、第4話での失態地点(這いつくばり地点)を探すと…あった!画像のド真ん中!(広角じゃ分からないよね…)

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 レンズを望遠に換装して撮影。画像中心部分の黒ずんだところが苔生した石積み。その直上が軌道跡であり、斜面からの堆積物で埋もれてしまって今では人一人分の幅しかない踏み跡となっている区間だ。

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 踏み跡を最大望遠(400mm×35mm換算1.6=640mm)で撮影。枝で見え難いが、画像下半分が石積み。上半分が堆積物(であり、私が這いつくばった場所…)。中央左右に亘る踏み跡。

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 石積みを見易い位置から撮る。と言っても、結局は枝が邪魔で視界不良で困難を極めたが…。

20101123_10

 少しだけ移動して別な位置からも撮影。苔生していて石積みの表情までは窺い知れないな…。

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 ちょっと引き気味で撮影。石積みと周辺の踏み跡の様子がよく分かる。というか、自分でもよくこんな場所を歩いたな、と思う…。対岸から見ると余計に心細い踏み跡に見えてしまうということもあるけれど…。

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 林内の道の最奥地点より見ると、大倉川(左下破線)と軌道跡(右上破線)、踏み跡範囲(楕円)の位置関係が分かる。あそこからは落ちたくないな…。きっともう行かないだろう(笑)。なお、林内の道も最奥は大倉川に落ち込む崖っぷちであるから、気を付けて歩く必要はある。

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 林内の道の最奥から車道方面へ戻りつつ、望遠レンズで絶壁を撮ってみる。どこもかしこも枝が邪魔。そう言えば、この絶壁地点の直前には軌道跡の第四架橋地点(当ブログ記事上、第四としている木橋。第4話に登場)があったはず。カメラを望遠鏡代わりにして、場所を変え姿勢を変えゴチャゴチャした枝の隙間を探し回ると…。

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 あった!第四の橋。橋も対岸からなんとか見えるんだ、ということが分かった。

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 朽ち行く橋。肉眼では枝が邪魔で見つけられないかも…。

 そんなこんなで、定義森林軌道跡を大倉川対岸から見てみるという行為を終了して、大倉ダム湖畔より泉方面へ抜けるドライブへ。

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 午前中は雨天だった空も、午後からは大回復の晴天。だけど、かなり西風が強くなった。泉ヶ岳方向の景色がクリアで、クルマを停めた。山の東側は湿った風が巻き込むからなのか雲が絶えず居座っていた。画像奥の左の山、後白髪山の西まで定義森林軌道は延びているんだよねぇ、とか思ってみたり。いつか行けるかしら。

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 あとそのうち、泉ヶ岳を普通に登ってみるかな、とも思いました。

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