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September 10, 2010

小型雑虫撮影兵器?

 管理サイトのほうの先日の記事で述べた、「様々な昆虫たちを一頭一頭ピックアップして、この灯火の場で綺麗に写せる手段はないかと思案してみたり」の続編記事。

 指先より大きい昆虫ならば、灯火の場で地面にでも居る個体を比較的容易にしゃがむ程度で撮れるのだけれど、それよりも小さい昆虫を大きく撮るとなると、他の雑虫の渦の中で地面に這いつくばって撮影しなければならないという、いくら私でも大拷問に感じる状況になってしまい、これまで躊躇して撮影してこなかった。(撮影する気にもならなかった…)

 管理サイトに昔、「灯下に見られる昆虫写真集」というページも作ったが、それもかなり以前より放置されたままになっている…。そもそも、発電による灯火採集を始める前の企画だし…。管理サイトをリニューアルするときには、整理対象になってしまうような状況だ。

 しかし、山に行って発電灯火をしていると、実にいろんな昆虫が飛来してくる。ほとんどが昼には見かけることも少ない地味な虫、嫌いな人も多かろう蛾などが主体だけれど、とにかく名前も判らないような虫が数え切れないほど飛んでくる。それを撮影して記録に残したいのだけれど、小さい虫になればなるほど先にも述べたような理由で、じっくりカメラを構えるような状況下に無いわけである。

 で、思案してみたわけだ。小さな昆虫を一頭一頭ピックアップして灯火の場で比較的綺麗に撮れるのではなかろうかという方法を。

20100909_01

 まず、ブロー容器を利用することにした。右が通常のボトルで、左が工作を施したもの。ボトルの底を開口し、その側面半分にはアルミテープを貼り、キャップの裏側には青色のフェルト生地を貼り付けている。このボトルの中に小さな昆虫を入れて撮影することを考えている。

 アルミテープが何故半分かというと、透明な側に光源を置き、テープをレフ板代わりに光を反射させて少しでも内部を明るくしようという目論み。キャップ裏側の青いフェルトの中心に虫を置いて撮影する。

 どんな風に撮影するかというと…。

20100909_02

 HOYAのラバーフード52mmフィルター径用も使いまして…。

20100909_03

 こんな感じで使う。ラバーフードの外径よりも極々微妙に小さく、ボトルの底を開口する。実際の開口作業はデザインナイフでチクチク刺すように真円を描き穴を開けた。これをHOYAのラバーフードに被せると、ちょうどフードの赤ラインの溝にボトル開口部がきっちりとハマるんだな。

20100909_04

 キャップを外したところ。これに虫を置いて、カメラを下向きに、静かにキャップを下から被せれば速やかな撮影ができる(はず)。キャップ側に虫を置くようにしたのは、ボトル側の深い底に虫を置くよりは、これら一連の撮影作業が効率良くできそうだったから。

20100909_05

 真横から見るとこんな感じ。

20100909_06

 ラバーフードは3段階に伸縮するので、若干ながら3段階の撮影倍率が得られることにもなる。ボトル内部にフードをもっと突っ込めば更に被写体を大きく写せる。虫の大きさによっても撮影倍率を使い分けることができるということだ。

 なお、使用しているレンズはEF-S/60mmMACROで手ブレ補正機能はないものだが、レンズとボトル(被写体)の震動は同調しているので手ブレ補正の存在はむしろブレの要因となる。被写体である虫そのものが動き回るようなときの被写体ブレは防ぎ様が無いが、手ブレの心配は一切ない構造となっている。被写体が動かないなら、手持ち撮影でもかなりのスローシャッターが切れる(はず)。

 灯火シーズンの終わりにこんな考案をするとは…。もうちょっと早く取り組んでおけば良かったなぁ、と。

 まあ、昼間でも使える代物だから、まあいいか。(虫を俯瞰からしか撮れないけど…)

 そのうちこれを使って試写してみます。

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