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December 21, 2009

GEOLANDAR I/T-S

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 数日前に購入し履き替えていたスタッドレスタイヤ。5シーズン目を迎えていた先代ジオランダーI/Tでも暖冬予報の今冬ならば乗り切れるか?と思ったものの、無情にも結構な積雪が予想される週間天気予報を前に、新品を購入することに。ちなみにサイズは純正同様175/80R16。社外ホイールも買おうかと思ったけど、減らされたボーナス故に純正ホイールで組み替え。

 まだ慣らしも終わっていないピカピカタイヤだが、せっかくの積雪。せっかくの新品。市街地よりも雪の多い所までドライブと決め込んで、ニュータイヤの感触とやらを確かめてみようと出掛けてみた。ホクロアマトウ氏同乗。

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 太白区二口へ向かう。市街地からは想像できない一面雪の世界。降雪が続いている。道路はまだまだウェット。

 I/T-Sのオンロード特性としては、しっかり走りしっかり曲がる、スタッドレスらしからぬしゃきっと感がある。新品イボイボ付きのタイヤだと、なんだがグニャグニャというかグリップ不足が如実に出そうなものだが、それを感じさせない。先代I/Tのときもそう思ったが、それ以上にオンロードの走り易さを得ているかもしれない。

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 木の枝で居眠りする雪ウサギをみつけた。

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 ばんじ山荘を過ぎると未除雪の圧雪路。周囲の積雪は20cmを超えている。深い轍の幅がジムニーのトレッド幅に合わないので、クルマの挙動は安定しない。しかし、4WDであることも当然ではあるが新品スタッドレスの威力か不安は無く突き進み、二口キャンプ場下の駐車場まで普通に辿り着けた。

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 I/T-Sのパターン。中央に稲妻パターンがあるのが特徴となっている。

 先代I/Tを使っての感想は、2シーズン目までは違和感無く安心して使用でき、3シーズン目で少しズルズルする場面が出てきて、4シーズン目は慎重第一での走行機会が多くなっていた。溝的には5シーズン目も行けたのだが…。タイヤ保管は室内であったため、妙な劣化は進んでいない状況。それでもゴムの硬化などもあってか、東北での5シーズンは辛いのかもしれない。と思って買い換えたのだが。

 このI/T-Sは少なくとも4シーズンは使えるだろうけど、5シーズン目まで行けないかな…。長持ちすることは良いことだし。

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 雪上走行性能に申し分なく満足して引き返す。途中、ジェット浪越似?の雪だるまが作られていた。

 と、雪だるま写真を撮っていると、道の奥のほうから走ってくる男性の若者一人。

男「すみませ~ん、すみませ~ん、そちらのクルマ、四駆ですよね?」

盃「ん?ああ、一応四駆だけど…」

男「実はこの奥のほうでクルマがハマっちゃって、助けてもらえないでしょうか?」

盃「四駆だけど、牽引ロープとかは無いからなぁ…。」

 少し詳しく話を聞き、押してなんとかなるくらいと判断して、若者をクルマに乗せて現地へ向かう。キャンプ場を過ぎ、姉滝を過ぎ、磐司岩を過ぎ…。オイオイ、道路脇の積雪は30cmを優に超えているが…。所々に道路から逸脱しかけた轍が残る。彼の走った痕跡だろうか。深い雪にタイヤを取られながら林道を進むこと3km弱。そこにあったのはトヨタのターセル・ハッチバック…(汗)。よくここまで…。

 少しの登り坂だがラッセル状態で登れなくなって、後ろにずり落ちて路肩の浅い溝にハマッた、という塩梅である。クルマの下には雪が詰め込み放題。ホクロアマトウ氏と一回押したが進まず、ジムニーに積んでいたクルマの雪下ろし用の小さなシャベルでターセルの前輪付近を除雪し、地面を露にする。

 二回目の押しでは若者が中途半端にアクセルを戻してしまって挫折orz。「諦めないでガンガン行け!」と発破をかけて三回目の押しで路肩を脱出。バックで広い場所まで戻らせる。この頃には降雪もガンガンと…。

 ジムニーで広い場所を前進後退を繰り返しながら雪を踏み固め、ターセルの方向転換場を作る。30cm超の積雪でも、タイヤは空転することなく前進後退してくれるジムニーが頼もしい。というか、ターセルでここまで来た若者は、何に駆り立てられて突き進んだのか理解ができない…。私がEP82スターレット乗りだった頃、スタッドレスにチェーンを装着していてもラッセルしかけるような場所にはリスクがあり過ぎて突入する気が起きなかったが、彼はスタッドレスのみで、そんな道を3kmも突き進んできたのだ…。きっと、深い雪の狭い林道でのUターンのことなどは考えていない…。

 踏み固められた新雪はスタッドレスでも多少はグリップが得られるだろう。ターセルを尻から方向転換場に入れてもらい、私だけの一押しで本線に戻り、下山方向にターセルの頭が向いた。やれやれ…。

 若者のクルマの挙動をルームミラーで見据えながら、先行して下山する。除雪されているばんじ山荘前まで戻ると、若者に出会ってから40分しか経過していなかった。速やかな脱出が図れた、ということにはなるだろう。若者には3km弱も一人山道を走ってきた時間というものはあっただろうが…。

 午後4時40分。除雪された道路にも薄白く雪が乗り始めていた。真っ暗になる一歩手前に完全脱出。若者からは連絡先や名前を訊ねられたが返答せず。その代わりターセルには無茶な積雪状況であったことを苦言のように呈してしまった。

 若者は元気な挨拶と共に去っていった。降りしきる雪を被りながら一服。もう周囲の雪景色を撮影して楽しむ気力も時間も無かった。

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