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June 21, 2008

発電中だったら

 発生から一週間を迎えた「岩手・宮城内陸地震」。国土地理院では被災地の航空写真を撮影し、ウェブサイト上で公開している。

20080621_01 その中から、灯火採集で発電ポイントとしている某所を見つけることができた。その周辺状況を航空写真を参考に解説すると、右図のようになる。

 補足的に説明すると、崩落面はあるが堆積物がない場所は、崩れ落ちた土砂などが森林内にあるために確認できない状態にある。そう考えると、堆積物として示してある範囲の外側にも、木々に隠れて見えない堆積範囲が存在している可能性がある。当然だが、図示していない細かい崩落箇所は無数に存在している。

 もし、発電中だったとしたら…。想定ができる。

 幸い、崩落関係の直撃は避けられた。しかし戻れないことは確かである。この図では林道入口側に3箇所の崩落土砂での林道寸断地点があるが、そこに至るまでの間にも図示していないが2箇所ほど寸断?されているような場所があり、さらに図の下側外にあたる林道入口までの間に明らかな崩落寸断箇所が4箇所ある。幅が100m前後もある崩落土砂の上を何度も越えて退去するのは至難である。

 また、発電ポイントの背後に迫る崩落も気掛かりである。幸い森林の中で土砂は止まっているが、崩落規模がもう少し大きかったら、どうなっていたかは分からないだろう。

 解説図は簡略的に示しているので、林道復旧は簡単そうに見えるが、航空写真では崩落した土砂の量などが鮮明で、林道もズタズタな部分もハッキリと見て取れる。それを見てしまうと復旧は困難、またはしばらく放棄されそうな気配すらある。

 しかし、ご覧のとおり沢を土砂が塞いでおり、図の上側外にあたる奥側部分には堰止湖も存在するため、これを解消すべく重機移送の必要性から林道復旧が早まることも容易に想像できる。復旧後の立入制限はかなりの期間、続くと思われるが。

 ところで、もっと気になるコトが…。

 当地の航空写真を拡大していくと、発電ポイントの広場に、白いクルマが停車している。このクルマの持ち主は助かっているのだろうか…。

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