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April 14, 2008

桜狩りが…

20080413_01 仙台の桜の満開宣言を受け、さて今年はドコに見に行こうかと思案。昨年は一目千本と船岡城址だったので、南ではなく北に向かおうかとも思ったが、意外と北方面は開花状況が思わしくないような情報。ハズレなしで南へ向かうことにした。

 到着したのは白石城・益岡公園。白石城再建後に来たことが無かったので、お城見物も兼ねている。

 昨年同様、夜明け前に出発し、現地到着は午前5時前。当然ながら桜見物の人など皆無。

 んで桜は満開。ほとんど散っていない完璧ピーク。ちょっと寒い朝。で、曇り空。桜の花もボンヤリと霞んで見えてしまうなぁ…。せっかく来たが…。

20080413_02 しばらく参道を進みながら数枚撮影。そして再建成った天守閣が見えてきた頃、俄ながら陽射しが!

 日の出の僅かな光が、雲の隙間から差し込んでいるようである。周囲にはまだ良い感じの桜は少ないので、とりあえずお城関係を撮影しておこうとパチリパチリ。

 ほんのり桜色に染まる天守閣。(レンズに汚れが…)

 まあ有名大名のお城に比べればささやかなのかもしれないけど、しっかりと佇むその姿は戦国浪漫を彷彿させるには充分で。

 片倉小十郎って名を聞くと、西郷○彦を彷彿してしまうのは私だけ?

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20080413_04_2 それから門を抜け、城址中央部へ。そこは桜を数多く植樹した公園広場が。ここに来るのはおそらく20年振り。

 天守閣が出来ていることや、中央の碑の周辺が整備されている感じが当時と違うところ?記憶とちょっとの違和感はありつつも、 でもまあ、あん時のままだ、という感じかな。

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20080413_10 毎朝のラジオ体操の時間となったのか?年齢層の高い人たちが集まり始めたので、接写へと移行。

 この前、梅を撮ったのだけれども、花一輪の美しさでは梅のほうに軍配が?という個人的感覚。桜は集合体でこそ美しい、かな。

20080413_11 2時間弱ほどウロウロ散策し、回復しない曇り空と肌寒さにヤラれて、クルマに逃げ込む。もう帰ろうと道を走り出してすぐ、「片倉家廟所←」の看板が。そういや行こうかなとは思ったが、地図で場所を見つけられなくて、いつしか忘れていた。んで行ってみるべかな。

 走ること2km弱。意外と近くにあったのね。一般墓地内を200mほど歩いて抜けて、そこにあった。

 おぉう、こりゃ何やら特別な佇まいだ。歴史を感じる。

 抜けてきた墓地も相当古いらしく、一般の墓地のようでも、墓石の周囲に多くの古い石碑を抱えている所も多い。もしかすると、片倉家の廟所が出来て以降、墓地として存在し続けているのかもしれない。

20080413_12 廟所内を覗く。

 ここには片倉小十郎こと初代景綱以降、片倉家十代の墓があるという。阿弥陀如来座像の石仏が墓石。それが景綱の石仏を中心に整然と並んでいる。

 この石仏を墓石とした景綱に倣い、それに加え十代までこのように連なった廟所も珍しいとか。

 石仏に何となく大陸風土の仏教を感じつつ(偏?)、石灯篭もあって和風でもあり、不思議な場所だ。

 地盤沈下か何なのか、廟所に向かって左側のほうは水が溜まっていた。廟所へ上がる石段も少々ガタガタに歪んでいる。それ故に経年というものを感じる。

20080413_13 景綱の石仏。廟所中央真正面、訪れるとまず目に付く。この景綱の石仏にだけ、花が供えられていた。

 いよいよ白石を後にして、仙台へ向けてクルマを飛ばす。途中、朝マックを食べたくなり(というか出発前から食おうと考えていた)、大河原のマックに立ち寄り、メガマフィンを食べる。ソーセージエッグマフィン好きの私としては、具材や量は最高なのだが、ケチャップが余計だな~という感じのメガマフィンであった。

 帰りの道中、ちょっと不完全燃焼な桜見物だったなぁと空を見上げる。相変わらずの曇り空。それでも、仙台に近付くにつれて少しずつ雲は薄くなり、時折だが薄日のような明るさにはなる。

 実家近くの神社のヒガンザクラも見たくなった。一度は通り過ぎて、車中から山の上の桜を見上げたら、しっかり咲いている。引き返して神社に向かうことにした。

20080413_14 当地から見る風景と桜。

 この景色は、私にとっての仙台という原風景。広瀬川、青葉山、市街地などを見渡せるこの地で育った。このヒガンザクラを見るのはきっと14年振り。そしてここからの風景を見るのも14年振りなんだろう。

20080413_15 ここのヒガンザクラは昭和53年に保存樹木として仙台市の指定を受けている。当時は樹齢150年とされていたが、いつからか350年と上書きされて訂正されている。その訂正文字も擦れていたが今もって存在していることから、350年が正しいのだろうか。指定から30年が経過していることから380年?ホントかなぁ…。この14年で、結構痛んできているようだが。

 と、カメラを向けていたら動く物体が…。

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 うお、リスだ!ヒガンザクラにニホンリス2頭。いや、3頭。いやいや、4頭も居るぞ!あちこちチョロチョロしとるがな。4頭ものリスに遭遇したのは初めてだ。標準レンズでは写るリスも小さ過ぎる…。

 しばらく様子を見ていたが、遊んでいるようで逃げるようでもないから、クルマまで安望遠レンズを取りに戻る。ちょっと薄暗い環境で、手ブレ補正の無いレンズ。闘いの始まり?

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 200mm(35mmサイズ換算320mm相当)で。

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 いつも見るリスよりも一回り小さい感じ。きっと巣立ち直前の兄弟リスたちなのだろう。カメラを構える私の姿を気にしつつも、別に逃げるわけでもなく遊び続けている。

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 手ブレとの悪戦苦闘の果てに、ここでメモリー満タンに。再びクルマまで予備メモリーを取りに戻る。しっかし、カワイイっすね。

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 撮影再開。リスたちが桜の花のある方へ移動していた。

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 ここが巣穴だったか~。母リス?らしき顔が出てきた。ほかにも樹洞がボコボコのヒガンザクラ。民家の傍だけど、いい場所なんだろう。

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 花食ってる?仕草が可愛い。樹の周囲をゆっくり一周して様子を見たが、逃げる気配なし。どうやら警戒心は解けているっぽい。

 んじゃ、巣穴から顔を出した瞬間を近くから狙おうと、樹まで3mまで近付いて、上を見上げていたら…。

 ザザッ!

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 おわっ!いきなり目前の幹に降りて来てコンニチワ。トリミング無しで、こんなに大きく撮れました。しかも声を出しちまってもすぐに逃げないし…。

 それにしてもカワイイっす。

20080413_24 その後、何枚か撮影していたら、リスの存在を知らない赤いジャンパーを着た近所の子供が通りかかる。続いてタバコ吸いながら親父さんらしき男性も通る。

 結局、この通行人を警戒して隠れてしまったリスたち。数分待ってみたが再び顔を出さなかったので、サヨウナラ。

 このヒガンザクラも、古木となって痛んでも尚、命の揺り篭となって生き続けているんだね。

 桜見物が、リス見物になって楽しかった朝だった。

 余談として、この日記のココログがレスポンス悪い。エラーとか、無反応とか。どうにかしてくれや~。前回の梅日記も2回くらい落ちてるし…。

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Comments

片倉小十郎景綱はイケてる。伊達家の頭脳。
白石城サイコー。本物だからね。
夏の夕暮れに天守閣のてっぺんに上がってごらん。四方から通り抜ける風とヒグラシの声がステキです。

Posted by: numa! | April 18, 2008 at 10:34

智将景綱。彼が居なかったら、政宗は?その後の宮城は?どうなっていたことやらと。イケてる存在ですね~。
木造復元って、どの辺まで復元されてるんですかね。中身もかなりの復元度なんですか?
夏の夕暮れ、良さそうですね。夕涼みにはコレ上無い場所のような気もします。

Posted by: sakazuki | April 18, 2008 at 23:06

復元は石垣から柱,梁,床,壁,瓦,そして工法に至るまで徹底的に史実に忠実。城郭として機能していた頃のままですよ。だから中には何にも無い。

鉄筋コンクリートの博物館,なんて城に興ざめされてた方々にはうってつけ。

夕涼みはホントに癒される。午後5時までだけどね。

Posted by: numa! | April 19, 2008 at 01:29

おぉぅ、そりゃ確かに本物ですね。中に入っても「城なんだな~」と思えるのは良いですね。

午後5時までの夕涼み。きっとそれから発電機を持って山に行く予定となりますでしょう(笑)。

Posted by: sakazuki | April 19, 2008 at 11:32

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