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April 15, 2007

早起きは三文の得

 午前3時起床。一服後に着替え、予め用意していたカメラバックを抱えて駐車場へ。目指すは県南の桜の名所「一目千本桜」の地まで。駐車場を出て、なんと1回だけの赤信号停止のみで大河原町内へ突入してしまい、目的地付近へ到達してしまう。

20070415_01 ある程度の時間的余裕が持て、撮影も、と決めた河川敷にて夜明けを待つ。空はかなり白み始めている。船岡城址の観音様も見える。そこも目的地の一つだ。

 西の空には生憎の厚い雲。蔵王連峰は望めない。これだけは残念な状態。それでも周囲の桜は空の明るさに呼応して、その存在感を高めていく。

20070415_02 日の出を迎える。桜並木の上よりジワリジワリと昇る赤い太陽。

 上空の雲にも陽が当たり、桜にも朝焼けの光が当たり、一気に周辺の風景に表情が付いてくる。美しく輝き始める桜を眺めつつ、思い立っては撮影してみる。本当は何か撮影テーマでも持ってカメラを携えれば技術やセンスの向上に良いのだろうが、私のスタイルはアレコレ構わず撮り歩き型。ストレス解消型とも言えるか…。

20070415_03 三脚を畳み、カメラを手持ちに切り替えて移動する。朝の陽を浴びて鮮やかさを増す対岸の桜並木。反面、逆光による花を透かした光で柔らかく光る此岸の桜。

 昨夜の強風によってなのか、満開の花は散っていなくとも型崩れを起こしているものが多いような感じ。それでも、全体的にはボリューム満点。本当に絶頂期。

 早朝ということだけあって、桜見物の人口密度は激低。それでもカメラを片手にという人の姿はチラリホラリ。地域の桜祭りによる交通規制も関係ない時間、花見渋滞も起こらない時間。こんな時間だからこそストレスフリーで見物&撮影。早朝の空気も清々しい。

20070415_04 しばらく河川敷の桜を見物し、次は船岡城址へ。やはりこちらも桜は満開。

 こちらには既に人が集まり始めているようだ。どうやら桜祭りの準備もあるのか。麓にクルマを駐車して、地道に山を登り始める。道端では桜の撮影に勤しんでいる人の姿も見受けられた。

20070415_05 公園内にあった自動販売機でホットカフェオレを購入して身体を温めつつ眠気覚まし。

 結構な急坂を登り、山頂へと辿り着くとカメラマンの群れ。皆、望遠レンズを装着し、同じ方向を向いているが、撮影する気配は無い。どうやら東北本線の列車狙いであるのだろうと、容易に察することができた。

20070415_06 観音様の前で、ベンチに座って遠景を切り取り始める。桜並木の様子がよく判る。ローカル列車や貨物列車が通過していくが、反応するカメラマンは少ない。これまた特別な列車が通過するであろうことを察する。

 ある程度滞在の後、下山を開始。まだ午前7時。少し道を逸れて川を眺望できる方向へ森の中を進むと、そこにもカメラマンの群れ。やっぱり鉄道か、と思った次の瞬間「来たヨ!」との声。おろろ、私が今カメラに装着している標準ズームレンズでは列車を大きく捕捉できない!仕方なく急いで電源を入れて、カメラマンの後頭部ごと撮影しておく(笑)。北斗星?みたいな列車が通過していった。

 列車が通過すると、半分以上のカメラマンたちが立ち去り始めた。きっと頂上でも同じようなことが起こっているのだろう、と想像しながら私も下山を再開した。

20070415_07 麓に近づくと、福島からの団体客がバス3台でご到着の様子。他にも通行車両は増してきて、賑やかさも増してくる。

 少し雲が出始め、陽射しを得られなくなる状況が続きそうになった。風も強まり、花をクローズアップで狙うには安定しない状況が続き、あまり納得できるカットを撮れないまま撤収を決め込んだ。

 帰り道では、空には雨雲が立ち込め始めていた。帰宅してすぐに昼寝をしたのだが、そうしている間にも雨が降ったようだった。そして夜まで天気は回復しなかった。

 人の少ない桜の名所で、満開の桜を、陽射しの下で思う存分眺められた日曜の早朝。渋滞も無く、早起きは三文の得だった、と思うには容易い一日となった。

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