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September 26, 2005

「亡き祖母に捧ぐ」

 先日、お盆直前に亡くなった祖母の納骨があり、直系親族たちが集まった。生憎の雨模様の中、無事に納骨も済ませ、寺より祖母宅へ親族は集結し、寿司などを食しながら皆、それぞれに雑話や昔話をしていた。

 私は「子供たちの席」と称された従兄弟の子供3人娘が鎮座するテーブルへと座らされ、三十路間近の巨大子供扱い(笑)。タバコ一服の度に席を空けると3人娘=高1長女ちゃんが「クワガタ探してきたの?」と茶々を入れてくる(爆)。俺はクワガタ馬鹿か!(あ、そうだった^^;)

 その折、気になる額縁を見つけた。古ぼけた白黒写真に名刺が1枚、そして蛙が描かれた色紙である。これは民宿を営んでいた亡き祖母が言うには「皇族の人がお忍びで立ち寄られ休憩していかれた時のもの」と、20年近く前に話してくれたことを思い出した。

 しかし…。今の今まで私は30年近くも生きてきて、聞いたことの無い宮家の名前が記された名刺なのである。やっぱり皇族だったら、一度や二度は名を耳にして、「あ~そう言えば…」みたいになるモンだろう?と。

 その名を覚え、帰宅しネット検索をかけてみる。すると、なんとなんとなんと、ペテンであった。祖母は騙されていたのだ。当時民宿での休憩料?があったかどうかは定かではないが、騙されちょろまかされていたのだ。

 しっかしよぉ~、当時としては大掛かりなペテンだな…。集合写真には祖母宅のリビングで祖母と偽皇族張本人と偽付人大勢が写っている。

 そして、その「名立たるペテン師」の本名を検索して少々驚いた。実は国際的に有名な日本画家であることが発覚。その画家はやはり「自称皇族」を名乗りいい気になっていたというが、国内はもちろん海外での美術館出展や個展開催、東海地方某市市長室にもその絵が飾られている。伊国より勲章が与えられたり、パリ市より賞を貰ったりしている。

 おいおい、マジかよぉ~!?っと、その画家(として)を扱うサイトをチェックすると、そこにある顔は、祖母宅にある白黒写真の人、偽皇族その者であった(笑)。世界に知られる日本画家という顔とペテン師という顔。

 そう言えば、色紙があったな…。民宿休憩料くらいになるものなのか、お宝鑑定団へ?(爆)

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